翻訳会社ソリュー丸

翻訳会社ソリュテック(ソリュー丸)を操舵していてつくづく思うのだが、この翻訳会社というヤツは経営がかなり難しい。
今時、たいがいの会社で経営は難しいというのは当然のことであり、毎年、多くの会社が倒産していることを見ると、翻訳会社だけが特別という訳でも無いのかもしれないのだが、それにしても、翻訳会社には翻訳会社特有の経営上の難しさがある。
翻訳会社での翻訳というのは、美容室のようにお客さんの髪を美容師さんが整えるのに似ている。まず第一に、美容室ではお客さんの髪がなければ始まらないのに対し、翻訳会社では原稿がなければ始まらない。次に、美容室では美容師さんという専門家が作業を行うのに対し、翻訳会社では翻訳者などの専門家が作業を行う。
そう、早い話、翻訳というのは作り置きができない完全受注生産であって、しかも、作業にあたり翻訳者などの人間の手を多く煩わせる頭脳集約型の仕事なのだ。低いグレードの翻訳会社の場合、適当にフリーランスの翻訳者にばらまいて翻訳させるのだろうが、それでは品質面で問題がある。翻訳会社ソリュテックでは品質を確保するため、信頼がおける翻訳者しか使っていない。このため、受注量の変動に弱い。
受注が多い時と少ない時のギャップが激しく、受注が多い時はフル稼働しても折角の注文を断らないといけない程忙しい。しかし、受注が少ないと経営が不安定になるため、どうしても受注を確保しようと、お断りしなければならないとわかりつつ、受注活動に力を入れないといけないのが現状だ。
そう、翻訳会社の経営とは嵐の中を進む船の如く気が抜けない大変な仕事なのである。
翻訳会社ソリュテックは営業担当者をおいていない。インターネット経由での引き合いがほとんどだ。翻訳会社ソリュテックでは、現在、かなりの受注量があるが、昔、検索エンジン上の順位が急落したことがあって、それに同期して受注が激減した時期があった。そこから検索エンジンで上位に表示されることの重要性を再認識し、また、色々なことを学んで弱点の補強を行った。今では、翻訳会社ソリュテックのホームページは、複数のドメインに分散され、それか1つのドメインに不具合が生じたとしても、他のページで容易に翻訳会社ソリュテックを発見できるようにしてある。つまり、翻訳会社ソリュテックのページはフォルト・トレラントなのだ。
現在、翻訳会社ソリュテックは各サーチエンジンで「翻訳会社」というキーワードを入れれば、どのような状況であっても、検索結果の1ページ目か、悪くても2ページ目には表示されるようになっている。これで、昔、体験したような、検索エンジン上の順位の急落に伴う受注量の大変動を回避している。もちろん、複数のドメインのホームページを運営するのは非常に大変な話である。ホームページの運営エネルギーは、複数のドメインに分散してしまう。広くスペクトラムが分散した形だ。
翻訳会社ソリュテックのパートナー会社に「翻訳のサムライ」というのがあるが、ここは、複数のドメインを持ってはいるが、主に、メインのドメインに力を注いでおり、その結果、メインのドメインは、検索エンジンによっては、翻訳会社ソリュテックよりも上位に表示されるような輝かしい結果を残している。そのことから、エネルギーをメインのドメイン1つに集中させ、シャープなスペクトラムとする方式についての有効性は疑う余地は無い。しかし、このようなやり方は、一歩誤ると、デストラクティブな結果になる。そこら辺の設計は悩ましい所である。
何れにせよ、ネット上でポピュラーな翻訳会社は生き残るが、それ以外の翻訳会社が生き残るのは難しい。検索エンジンで上位に表示されない翻訳会社は、恐らく、ほとんどインターネット経由で翻訳依頼が来ることは無いと考えられる。インターネットで翻訳会社を検索すると山のように翻訳会社を見つけることができるが、検索エンジンで上位に表示されていない翻訳会社は、広告にお金をかけて集客するタイプの翻訳会社か、検索エンジンに頼らなくても別の強力な集客力(あるいはコネ)を持っているか、あるいは、翻訳会社のふりをした個人の翻訳者(気休めでホームページを作成)の何れかではないかと考えられる。
翻訳会社ソリュテックとしては、今後も、複数のドメインに対してコンテンツの拡充に努め、最終的には、複数のドメインで検索エンジン上で上位に表示されるようにする予定だ。
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